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海外研究者による特別講演 ”Facts and thoughts on US education and research by an American professor from Japan” を開催しました
- カテゴリ :
- 授業風景 » 健康・スポーツ計測コース
- 執筆 :
- eei_admin 2014-12-25 16:00
12月15日に、米国ジョージア工科大学(Georgia Institute of Technology)准教授 Minoru Shinohara氏による特別講演を開催しました。主に理工学部1年次ならびに同健康・スポーツ計測コース所属の学生らが聴講しました。
まず、ご自身の経歴紹介とともに、海外特にアメリカで研究者となるための心構えについてお話しくださりました。博士学位をもつことはいわば研究者としての「免許証」であること、および世界各国出身者が集う環境において、英語はコミュニケーションに必須な道具であり、コミュニケーションを通じて誰にとっても新しいものを生み出そうとする気概に満ちた現場の雰囲気を伝えていただきました。
また、このような多文化社会はアメリカにとっては初等教育からすでに始まっていることを踏まえ、日本とアメリカとの教育現場の違いについてもお話しくださりました。
それから、研究室で現在取り組んでいるテーマ(外部リンク:Human Neuromuscular Physiology Laboratory)についてもお話しくださりました。脳卒中に対するリハビリテーションを背景とした磁気刺激方法に関する検討や、運動を通じて記憶力の改善など、参加者学生も興味津々に聞き入っていました。
これらの全編を通じて、グローバルに活躍することの意味・意義を伝えていただきました。講演が終わった後も参加者学生との質疑応答がしばらく絶えず、熱気を帯びた講演を終えることができました。
今後は参加者学生を選抜し、2月頃にジョージア工科大学に派遣することが企画されており、学生にとって将来を形成する一助となることを教員一同は望んでおります。