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7月11日(月)午後2時から関東学院(三春台・六浦)高校の生徒を対象に、研究室一日体験が催されました。
 

本学科では、島田研究室(計算物性工学研究室)簑研究室(バイオモデリング研究室)を体験してもらいました。

 

■ 島田研究室(計算物性工学研究室)

本研究室には、六浦高校から1名の参加がありました。

物質を構成している原子や分子に関するシミュレーションのベースとなっている理論やシミュレーションで得られる結果について簡単に説明した後、実際にPCを使ってシミュレーションを行いました。
 

 

 

簑研究室(バイオモデリング研究室)

本研究室には、三春台より1名、六浦より1名、合計2名の高校生が参加しました。

普段、本研究室では、脳に存在する神経細胞のモデルをつくりコンピュータを動かして生物の高度な情報処理機構を理解し、その知見をものつくりに活かすことを目的として、活動しています。

当日は3年次配当の講義「認知科学」の中より、聴覚の機能についてクローズアップして説明するとともに、コンピュータに高校生自身の声を取り込んで、声紋分析を行いました。なお、声紋分析は、声の高さと強さの関係を計算し、人物の特定や認証にも用いられています。

最初の写真は、工学本館付属棟351室の研究室において、高校生2名(左側)に対し、卒業研究生2名(中央)の支援を得ながら、小生(右側)が説明している様子をとらえています。

 

 

次の写真は、小生が内耳の蝸牛において音声が高周波から低周波の様々な周波数に分解されるありさまを説明している様子をとらえています。なお、右側に27インチディスプレー3台を連結させたマルチメディア装置も写っています。


 

これらの写真のように、聴覚の機能と、音声の発声機構について説明したあと、コンピュータに音声を入力して声紋分析を行いました。

次に声紋分析の結果の一例を示します。横軸は時間、縦軸は周波数で、赤い色の部分はその成分の強度が強く、青い色の部分は強度がその成分が弱いことを表しています。時間の経過とともに各周波数の成分の強度が変化していくありさまが読み取れると思います。なお、このグラフは、本学経済学部卒業生、ほんじゃまかの石塚英彦氏(通称いしちゃん)の「まいう~」3連発の声紋分析の結果です。


 

最後に、前述のマルチメディア装置のデモンストレーションとして、27インチディスプレー3台を連結させた環境で、マイクロソフトフライトシミュレータを動作させ、そのリアルさと楽しさを体験してもらいました。ひょっとすると、このデモが声紋分析よりもより強く高校生の印象に残ったかも知れません。
 

このようにして、研究室一日体験は、お陰様で無事に終えることができました。
 

電気・電子コース、ロボットコース制御専攻のフレッシャーズセミナ(1年生春学期の科目)では、導入教育の一環として6月15日(水)、6月29日(水)の2日にわたってNTTドコモR&Dセンタと東急車輛製造株式会社の見学会を行いました。

 


NTTドコモR&Dセンタ見学会


NTTドコモR&Dセンタの全景モデル

 

(1) R&D情報サービス部の横山さんからドコモR&Dセンタについて詳しく説明して頂きました。

 

(2)  R&Dによって創造される未来のライフスタイルを体験させてもらいました。

 

(3) フォーミュラ・ニッポンにおける移動通信実験の取り組みについて聞きました。

 

(4) Long Term Evolution の実験装置を使用してストリーミング等のデモを体験させてもらいました。

 

(5) R&Dによって研究・開発中の携帯電話の説明を受け、驚きの体験をすることが出来ました。

 

(6) 正面玄関前での集合写真です。有り難うございました。

 

 


 東急車輛製造株式会社見学会


2011年6月15日(水)9時より、電気電子コース1年生40名が出席し、東急車輛製造株式会社を見学させて頂きました。

先ず、社内教室にて15分程度で会社案内用ビデオを拝見し、その後ヘルメット、ワイヤレスマイク受信機を着用して、鉄道車両が出来るまでの工程を2グループに分かれて見学させて頂きました。


なお、車両製造は、構体工場(台枠、側面、屋根などの、いわゆる外枠の組み立て)、塗装工場(中塗り、上塗り)、ぎ装工場(内装、配管、配線)、台車工場(台車、いわゆる車輪取り付け)の手順で進められますが、学生らは各工程を興味深く観察していました。特に、ぎ装工場内において、一車両に電線が何本使われているのかというクイズに対して、積極的に回答を試みていました。答えは平均3~4千本だそうです。


ただ、まことに残念ながら、工場内は撮影厳禁であり、学生らの活き活きとした見学の様子をカメラに収めることができませんでした。


最後に正門脇の新幹線、および東急電鉄の車両を背景に西塚様とともに、集合写真を撮影させて頂くこと出来ましたので、ここでご覧入れたく存じます。




 

このたび見学にあたって、東急車輛製造株式会社の西塚様、松本様に懇切丁寧にご説明頂き、大変お世話になりました。この場をお借りして、深く感謝の意を表したく存じます。


また、お蔭様で無事見学を終了させることができましたのも、授業振り替えをご快諾頂いた工学部教授会の先生方、特に教養教室の先生方のご理解の賜と改めて感謝する次第です。

 

 

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