活動ブログ - 最新エントリー
電気・電子コースでは以下に挙げる様々な形で、在学生による相互に積極的な取り組みをサポートします。
- TA / SA: ティーチング・アシスタント(TA)は,基幹科目や実験実習科目の時間において,学生の個別の質問に対応や、演習問題やレポートの採点に従事します。スチューデント・アシスタント(SA)もTAと同様な業務を行いますが、TAには工学研究科電気工学専攻の大学院生が,SAには学部の上級年次の学生のうち成績上位の者がそれぞれなります。各コマ当たり1〜2名が担当します。履修者の学生にとってはきめ細かな対応を受けることができ、TA・SAにとっては、かつて学んだ講義内容について教えるという立場になって当たることになり、それが講義内容に対する理解をより一層高めることにもつながります.いずれも担当したコマ数に応じた賃金が支給されます。
- ファシリテータ: 主に基幹科目において授業時間外に個別対応にあたります。学部上級年次以上の学生が各科目当たり1〜2名の割合で従事します。履修者にとっては予習・復習の後押しとなるとともに、ファシリテータにとっては講義内容の理解を深めるといった意味で、両者にとって積極的な学びを引き出します。ファシリテータには各学期末に謝金が支払われます。
- サイエンスコミュニケータ: 理工学部の学生が小学生から高校生を対象に,理工学の面白さを伝える企画を立案・運営する組織です。本活動を通じて2015年度の電気・電子コースではサイエンスフェアへの出展やオープンキャンパスでのブースでの体験可能な展示を通じて、身近な電気の大切さを伝える活動を行いました。
- 学生会: 生徒会のような組織です。オープンキャンパス等で研究室ツアーの誘導やブースでの展示、新入生に対する相談や、学祭での出店、卒業祝賀会の開催といった様々な活動を通じて、高校生や他学年の学生との情報交換の場を設けたり、教授方との意見交換の場やOBとの交流の場を提供出来している団体です。OBとの交流を通じて就職活動にプラスになることもあります。またオープンキャンパスのときは、本学系のブースで学生の立場からみたキャンパスライフに関する質問にもお答えします。
6月30日(火)に、横須賀リサーチパークにあるNTTドコモ R&Dセンタの見学会を行いました。電気・電子コースにおいて例年行われている導入教育の一貫として、同コースの学生72名が参加しました。
見学内容は現代技術の粋を集めたもので、参加した学生はガイドさんのお話を熱心に聞き入っていました。
学生は今後,電気・電子コースにおいてこれらの技術のエッセンスを学修していくことになります。
電波工学
- コース: 電気・電子コース
- 配当: 第5セメスター(3年次)
- 分野: 通信システム
- 担当: 石坂 雄平
- 電波工学は無線通信やレーダなど様々な電波利用の基礎となる科目です。電波工学では、 電波の基本的性質、電磁波の放射の原理、アンテナの諸特性、電波伝搬の諸現象についての理解を深めます。
ネットワークアーキテクチャ
- コース: 電気・電子コース
- 配当: 第3セメスター(2年次)
- 分野: 講義
- 担当: 銭 飛
- 情報ネットワークは各種メディア通信の需要増大に伴い、高速化、高度化の方向に進んでいる。
- 本講義では、現代情報ネットワークを構成する要素技術とアーキテクチャの本質を習得・理解することを目的とする。
- 講義の内容として、本講義では、OSI参照モデル、TCP/IPプロトコルスタックなどについて学び、 ネットワーク技術の基礎概念を理解した上で、さらに、ネットワークサービスの諸形態、 ネットワークの輻輳制御、無線通信ネットワーク、ネットワークセキュリティなどの基本概念を学ぶ。 最後に次世代インターネットの研究課題を紹介して、ネットワーク技術将来像を考える。
- なお、ネットワーク技術者関連資格CCNA (Cisco Certified Network Associate) の取得をサポートする。
計算機構成論
- コース: 電気・電子コース
- 配当: 第3セメスター(2年次)
- 分野: 講義
- 担当: 銭 飛
- 情報工学の基礎として計算機システムを理解することは不可欠である。 本講義では,計算機システムの基本構成について学び、計算機ハードウエアの各構成要素の働きと, 計算機システムの性能を改善するための要点を講義する。
- 講義内容は以下の通りである。
- データ表現と符号化、計算モデルの基礎
- 計算機の基本構造
- 命令実行制御と割り込み制御
- プロセッサの設計
- メモリシステムの設計
- 入出力システムの設計
- プロセッサの性能改善
- メモリシステムの性能改善
システム制御I
- コース: 電気・電子コース
- 配当: 第5セメスター(3年次)
- 分野: 講義
- 担当: 宮崎 道雄
- 日本で用いられている制御器の95%は、PID制御であります。この制御法の特徴は、 フィードバック、ブラックボックス、周波数応答で、多くの制御法の基礎となっています。
インテリジェントシステム
- コース: 電気・電子コース
- 配当: 第5セメスター(3年次)
- 分野: 講義
- 担当: 宮崎 道雄
- 知的情報処理に基づいて、適応・学習・進化といった従来のシステムにない能力を備えた知的システムの構築を行います。
電気・電子材料
- コース: 電気・電子コース
- 配当: 第5セメスター(3年次)
- 分野: 講義
- 担当: 植原 弘明
- 電気・電子材料では、導電体・抵抗・半導体・磁性体・ 誘電体・絶縁体・センサなどの既存材料を学び、 新素材開発のための知識をみにつけます。
電子工学
- コース: 電気・電子コース
- 配当: 第4セメスター(2年次)
- 分野: ナノ電子デバイス
- 担当: 平松 友康
- LED(発光ダイオード)って、どうやって光るんだろう? 色をどうやって変えるんだろう?電球との違いは?スマホの液晶って、どうやって映像を映すんだろう? デジカメって、どうやって画像を写せるんだろう? タッチパネルって、どうして触ると反応するんだろう?スマホで画面が回転するのはどうやっているの?スマホは、どうやって高度を測っているんだろう?このような疑問に答えるのが、電子工学です。
量子エレクトロニクス
- コース: 電気・電子コース
- 配当: 第5セメスター(3年次)
- 分野: 講義
- 担当: 加藤 ひとし
- ミクロの世界のエレクトロニクスを人工的にコントロール: nm, µmスケールの人工物質
- ミクロの世界の電子: 量子力学
- 電子・光子を自在に制御する: オプトエレクトロニクス、フォトニック結晶
- トンネルダイオード: 電子のトンネル現象
- 電界効果トランジスタ: カーボンナノチューブトランジスタ
- 単一電子トランジスタ: 電子1個を動かす
- ナノワイヤと微細細線: 軽量、省エネ
- 光発光デバイス: 量子井戸レーザー、有機EL
- 有機太陽電池、量子井戸太陽電池: 高効率
電気・光電気化学
- コース: 電気・電子コース
- 配当: 第3セメスター(2年次)
- 分野: 講義
- 担当: 加藤 ひとし
- 次世代電池技術の基礎となる電気化学: ギブスの自由エネルギー ΔGと起電力の関係、酸化還元反応、電子移動の原理
- 次世代電池技術の原理
- リチウムイオン電池: 高エネルギー密度
- 燃料電池: 水素と酸素から電気エネルギー
- 太陽電池: 太陽光のエネルギーを電気エネルギーに変換、半導体pn接合
電力発生工学I
- コース: 電気・電子コース
- 配当: 第5セメスター(3年次)
- 分野: 講義
- 担当: 中野 幸夫
- 国内外のエネルギー事情と我が国の電力事情、火力発電と原子力発電の原理・ 種類・仕組み・特性について学びます。電気主任技術者の資格認定上、必修です。
電力発生工学II
- コース: 電気・電子コース
- 配当: 第5セメスター(3年次)
- 分野: 講義
- 担当: 中野 幸夫
- 太陽光発電、風力発電、水力発電、燃料電池の原理・種類・仕組み・特性、 ならびに変電所の役割・構成・仕組みについて学びます。電気主任技術者の資格認定上、必修です。