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  今回私は研修でアメリカにあるジョージア工科大学に行って来ました。

  ジョージア工科大学はジョージア州のアトランタにありアトランタに4日泊まりました。実際に大学のほうに行ったのは2日間で最初の日の午前中は大学の施設を見て回り午後は去年の12月に特別講演で来ていただいた篠原先生の研究室に行き話を聞きさらに学生達に会いどんな研究をやっているかを聞いてきました。2日目は学生がやっている研究で実験の被験者を一日かけてやりました。

  ジョージア大学の施設を見て回って思ったことが色々とありましたが特に印象に残ったのは大学がひとつの町だと思うぐらい広かったことと施設一つ一つ大きさが大きかったこととで次に多くの建物のデザインが特徴的なものが多かったことです。また施設に関しては学生であれば自由に利用できる施設が大学内にジムやプールがありそこを利用していた学生が多数いました。

  午後に聞いた篠原先生の話はジョージア工科大学の大学院の学生がどんな研究をやっているかを実際に発表に使われた資料などを見せてくれながら話していただきさらに研究をやっていた大学院の人に会わせていただきその人からどんな研究をやっているかを聞きました。内容としては義手や義足を作るのにどのような設計にすれば健常者と同じように動かせるかとか暗記するときには運動し後にやると良いかといった内容でした。研究室も見せてもらい凄かったのが研究室にモーションキャプチャーが設置された部屋がいくつもあった事や実験に使うさまざまな装置があったことでした。話を聞いてくうちにアメリカでは学部、学科違っていても自分がやっていることと関係性があれば一緒に研究をするということが日本とは違うなと思いました。

  2日目の実験で被験者となったのは上腕筋二頭筋と上腕三頭筋をコントロールする実験とでした。これは義手をうまくコントロールするために上腕筋二頭筋と上腕三頭筋を使い義手を動かそうという考えがありそのために義手をつけてない動きはどんな動きをすれば良いかを筋電図を用いて調べました。実験内容としては腕を曲げたり伸ばしたりしてコントロールしていくのですが筋肉をコントロールすることは意外と難しくとても大変でした。

  今回の研修で思ったことは大学院の人に話してもらっときに英語がわからなく内容を理解できなかったことがいくつかあったので将来もしアメリカとかで学ぶ機会があるならもっと英語で話したり聞けたりできるようにしていきたいと思いました。

  2月22日~27日の予定でアメリカ合衆国のアトランタを訪れた。目的はジョージア工科大学の研究室を訪れ、外国の文化に触れることでもあった。今回の研修で今後の自分に有益になるであろう経験がたくさんできた。住み慣れた母国を離れて初めて得られた経験だと思う。それらの経験について書き記していこうと思う。

  1つめは、日本のサービスが充実していることを痛感したことだ。今回、自分の予約先のホテルでトラブルがあった。日本であればホテル側が客を気遣い、全員分の予約の確認を行ってくれるが、アメリカでは異なる。アメリカは、自分のことは自分で行う自己責任の精神がある。反省すべきことは、自分のホテルの予約シートをホテル側に一度は提示すべきだったということ。

  また、日本は接客態度も素晴らしい。私は、アメリカの空港での手続きや買い物などをするとき、接待してくれる方の表情がとても気になってしまった。少し不機嫌そうに見え、心地が良くなかった。はじめは自分のつたない英語が原因かと思っていたが、他の客との対応を見てもあまり変化はなかった。しかし、最後にお礼を言うと誰もが笑顔で返事を返してくれた。日本の、常に笑顔で接客する態度はサービスの一環だと思った。

  アメリカは、サービスに対してお金を払う制度(チップ)であるため、改めて日本のサービスの充実に感謝することができた。

  2つめは、ジョージア工科大学の施設の充実だ。大学の敷地はとても広く、1つの町といっても過言ではない。写真ではほんの1部しか見ることができないが、下の写真が大学の構内である。

 

  下の写真は大学のスポーツ施設の一部である。

 

  大学生はこれらの施設を自由に使うことができる。講義と講義の間の空いた時間など、使用可能な時間が多い。施設が充実してるだけでなく、それを開放することで大学生の学校生活が充実しているのだろう。日本の国土面積ではこれほどの施設の充実は不可能であるだろう。とても広い敷地で人が混み合っていないアトランタはとても過ごしやすく、気持ちが楽だった。日本では人が混み合い、人の目を余計に意識してしまいがちであるため、ストレスを感じやすいと思った。

  また、アメリカの大学は返済不要の奨学金制度も充実しているようだ。幼いころから学力の優劣で対応が変わる学力社会であり、社会からのサポートも大きい。

  日本の学力低下は近年深刻になってきているため、アメリカの社会性を見習う部分があると思った。

  3つめは、ジョージア工科大学の研究室で学んでいる学生の勉強意欲についてである。個人個人によって研究は異なり、少人数制で研究していた。研究室の学生は、それぞれの研究とは分野が異なる講義であっても受けることで、自分の研究に新たな観点を利用するそうだ。分野にかかわらず、多くの人と関わることで新たな創造を生むという考え方は新鮮で、その意欲に驚かされた。今までの自分の当然のように行っていた思考が変わった。新たな文化に触れることで、それまで当たり前だと思っていたことが覆ることがあり、グローバル化社会は日本に新たな刺激を与えるために必要であると分かった。

  人間が同じ環境で暮らし続けることで視野が狭まっていくことを、身をもって体験した。人は多くの人と交流することで新たな知識・観点を生み出すことができるのだと改めて思った。そのためにはやはり英語は欠かせない。簡単な単語であっても、アメリカ人にはなかなか伝わらなかったため、英会話が重要であることが分かった。日本の学校では、英語は筆記が主であり、英語を話す機会はそれほど多くない。現在の勉強のスタイルでは、学校の試験では成績が良いが英会話ができないということになりかねない。私も自分の英語での会話力を見直す良いきっかけとなった。

  また、帰国後、日本の生活に戻りアメリカでの生活と比べ過ごしやすいが、ストレスは感じやすいなどいろいろと考えてみた。日本に帰れば、日本の文化が基準であり、一見、アメリカで学んだことが無意味のように思える。しかし日本のサービス精神への感謝など、心境的には大きく変化したと思っている。自分が考え、感じることが必ず正しいと思いがちだったが、自分の中での当たり前が覆されたとことで変わったと思う。相手の立場となって考え、感じることが以前よりも意識的に行える人間になれたことが、この研修での最も大きな成果である。

 2月22日から2月28日の間、アメリカのアトランタで、語学研修及びジョージア工科大学で行われた実験を被験者として体験するため滞在しました。滞在した中で学んだこと・体験できたことは、日本では味わうことのできないことばかりで非常に良い経験をしました。これから記載する内容は、アトランタで直に感じた外国の雰囲気や日ごとに分けた行動日程です。物心ついて初めての海外でしたので、途中人によって下らない内容があると思いますがお許しください。たかが1週間、されど1週間の海外は毎日が発見の連続でした。また、1週間一緒に引率としていてくださった植原先生に、この場を借りて改めて感謝の言葉を記したいと思います。何からなにまでお世話になりました。本当にありがとうございました。

 

◎言語・文化の違い

 最初に驚きを覚えたのは、やはり言語の違いです。単純に[英語]を1つのものと区別するのは大きな間違いで、日本にもあるように、人によって話す速さ・なまりに違いがあるため、話しかける以前に聞き取ることにとても苦労しました。行きの工程は成田空港からダラスを経由してアトランタに向かう形でしたが、当然ではありますが、日本人のスタッフの方は1人もいらっしゃらず全て自分たちでやり過ごしました。1番苦労したのは入国審査でした。入国動機・滞在時間・連れの滞在人数など聞かれることは簡単ですが、大事な内容なのでしっかり答える必要があります。自分の審査をしてくれた外国人の方は優しく対応してくれたので、何事もなく済みましたが他の2人の場合は非常に苦労したそうです。

 自分が思う中で日本の文化との大きな違いは、やはりチップ制度でした。今回の短期間の留学を終えてから日本で感じたことは、日本のサービスの基準が高いことです。アメリカでは、レストラン、タクシー、ホテルの宿泊(ベルボーイやベットメイキング)など、サービスを受けた時にはチップを渡す慣習があるため、渡さないと非常識と思われ手荒く扱われます。海外に行く際は、日本のサービス基準と比較しないで、サービスに対して躊躇せずチップを払うことをお勧めします。慣れない中でのサービスはとてもありがたいものです。

<22日>

◎行きの飛行機

 出国手続きを終えて、飛行機に搭乗(日本時間  AM 11:12)。機内は少し狭くは感じましたが非常に快適で飛行中揺れることなく、経由地のダラスに着きました(日本時間約PM 11:00)。ダラスに着くまでの11時間30分間は正直退屈でした。海外行きの便には、テレビが付いていて自由に見ることが出来るようになっていますが、何故か自分のテレビは、故障していたようで、全く反応しなかったからです。他の2人とトランプやゲームをしましたが、半日を飛行機内で過ごすのは恐ろしく長いです。現地に着くと時差の影響で生活スタイルが崩れることが殆どなので、機内では沢山の睡眠をとることをお勧めします。

◎アメリカの空港

 経由地のダラス、目的地のアトランタの空港で規模の大きさに圧倒されました。1番に驚いたのは、その広さです。広いが故に、空港内には別のターミナルに行きやすくするためモノレールが走り、搭乗入口付近では人を運ぶカートが用意されていました。私たち大学生3人は、20歳を過ぎているのに空港で子供のようにはしゃいでいました。

◎ホテル予約…

 アトランタ空港からメトロに乗り、North Avenue駅に着いた私たちは引率の先生と一緒に、予約していたホテルに向かいました。Hotel Indigo Atlanta Midtownに泊まるはずでしたが、予約が取れていなかったらしく、Hotel indigoには泊まれませんでした。急遽、近くのCrown Hotelに泊まれましたが、高橋先生いわく、アメリカ特にアトランタではこのようなケースは日常茶飯事だそうです。殆ど海外が初めての自分にとってこの経験はなかなかのトラウマ体験でした。

<23日>

◎Georgia Techの研究室

 2日目はジョージア工科大学の中で篠原先生がいらっしゃる研究室に行きました。篠原先生が研究されている施設では様々な分野の研究が行われていて、義足開発のラボや環境を変えることでの運動変化、ATPを生物学的(遺伝子的)に研究するラボなど細かく分かれていました。また、どの研究室にも大型のモーションキャプチャーが備え付けられていて、運動生理学、解剖生理学、スポーツ科学において非常に特化した施設でした。篠原先生の研究室では、主に筋電図を使った体の中の微弱な電気を測定し力の制御や脳のからの信号を記録する研究をされていました。施設の研究を見学する中で、説明は全て英語だったので、内容を理解することが非常に大変でした。このような体験が、もう機会の来ないものだった故に、英語をもっと勉強しておけばよかったと後悔しています。いざという時に使えるように、英語をしっかり学んでおくことをお勧めします。

 

<24日>

◎実験の体験記録

3日目は前日と同じ篠原先生の研究施設で実験を被験者として体験しました。実験は大きく分けて2つ行い1つ目の実験は、特定の筋肉(上腕二頭筋、上腕三頭筋など)に電極を付けて、力のコントロールで体内の電気を計測する筋電図の実験。肘から手先までを屈曲・伸展させました。力量はグラフに表示され、記録されました。また、グラフに表示される線(平均値)に沿って力を加える実験を行いました。2つ目の実験は感覚器官を刺激し、feelingで強弱を示す実験でした。分銅を袋に入れておもりとして扱い、重さを変えていき自身の感覚でおもさを記録しました。その後、おもさで振動の強さが変わる機材を使い、同じように記録しました。これらの実験は義手を作る際に参考になるそうです。研究資料として残るものなので、少しでも糧になるように長い時間(1時間~2時間程)実験に専念しました。今回実験を体験できた中で感じたことは、実験を成功に近づけるためには被験者側も本気になって取り組む必要があることです。いくら言語が英語でも、諦めて理解しようとしないのは失礼である、参加させてもらったご厚意を無駄にしてはいけないと感じました。けれど、もしこの先研究室に入り実験を行った場合、自分は被験者としては決して参加しないことでしょう。力の調節が苦手なようなので…

 

<25日>

◎World of Coca Cola

 4日目はジョージア工科大学に行かず観光をしました。とても印象に残った場所が、World of Coca Colaという世界の様々な飲料水の展示や歴史、製造方法が見学出来る博物館です。単なる飲み物の博物館ではなく、「気分転換にぴったりの清涼飲料水がもたらす楽しさと喜びをご紹介する博物館」だそうです。個人的な感想は、ディズニーランドのように夢の世界に行ってきたような気分になりました。あまりに楽しみすぎて写真を撮るのを忘れていました。画像として見せることが出来ずにすいません。博物館の中で、最も多く人を集めていたのは、「Taste it!」という100種類以上の飲料を試飲できるスペースでした。料金なしでいくらでも飲めるので、長い間居続けてしまいました。もしアトランタに訪れる機会がありましたら、是非行ってみてください。

<26日>

◎予定通り行くと思っていた…

 5日目の朝にホテルを出発し、AM 09:43の飛行機に乗りアトランタを出るはずでした。しかし、経由地のシカゴ付近でブリザードが発生し4時間程遅延しました。シカゴに着くことはできましたが、ブリザードの影響は終わることなく、結果的に26日に日本へ飛ぶ便がなくなってしまいました。アトランタの空港で植原先生と別れていたため、頼るあてのない私たちは、シカゴの空港を5時間程徘徊しました。シカゴの空港には日本人のスタッフの方が居ないに等しく、非常に苦労しました。しかし、思い返すと学生3人だけで何かを行うのは、あのときが初めてでした。とても大変な思いをしましたが、英語の勉強に関してこれ以上にない良い経験ができたのかなと思いました。長い時間受付のスタッフの方と英語で格闘を経て、なんとかシカゴでホテル・明日帰るための空港券をとることが出来ました。

 

<27,28日>

◎日本へ帰国

 空港のスタッフの方がとってくれたホテルはとても快適でした。最も早く日本に帰るために1度ダラスに戻り、日本への便に乗るプランにしてもらいました。しかし、ダラスに向かう便の出発が早かったため、朝のAM 4:00にシカゴの空港に戻ってきました。この頃になると、海外に対しての抵抗もなくなり緊張もほぐれ、日本までの旅路を純粋に楽しめました。あれほど大変なことがありましたが、いざアメリカを離れるとなると少し寂しい思いもありました。ダラスから日本に向かう便内では、疲労のせいで15時間殆ど寝てしまいました。

◎全てを終えて

ここで記した1週間で味わったことは、日本では体験できないことはもちろんですが、改めて日本の安全さが理解することが出来るものでした。また海外で仕事をしたいという気持ちを駆り立てました。非常に難しいことではありますが、留学という形でももう一度海外の雰囲気を味わいたいと思いました。

  ロボットコースの学生(金田研究室,元木研究室所属)がロボットコンテストのESSロボットチャレンジ2012 飛行船競技会で優勝しました。

  ESSロボットチャレンジ2012は,情報処理学会の組込みシステム研究会が主催する「組込みシステムシンポジウム2012(ESS2012)」の特別企画であり,組込みシステム技術を駆使し,自動航行する室内用飛行船ロボットシステムの開発を競うロボットコンテストです。飛行船競技会とシンポジウムのロボットチャレンジセッションで構成されており,全国から大学11チーム,専門学校1チームが参加しています。

 

  ・ESSロボットチャレンジ2012 ホームページはコチラ

 

  ・組込みシステムシンポジウム2012(ESS2012)ホームページはコチラ

 

  2012年8月18日に行われた飛行船競技会において,基本航行競技で2位,複合航行競技で1位となり,みごと総合優勝しました(航行部門優勝として表彰されました)。

 

製作した飛行船ロボットと参加した学生(左から遠山健一さん,齊坂俊基さん,小山雄也さん)

 

  また,2012年10月16日~10月19日に開催されたESS2012のポスターセッションにて,「飛行船競技会における障害物のある環境で自動航行するためのハードウェア開発」と題し,開発した飛行船ロボットシステムについて発表するとともに,ロボットチャレンジセッションで実施された8の字マニュアル航行競技で1位となりました。

 

ポスターセッションでの発表の様子

 

ESS2012での表彰式の様子

 

 ESSロボットチャレンジ2012に参加した経験を活かし,彼らが社会で活躍することを期待しています。

 

米国カリフォルニア州サンディエゴにて2012年8月28日~9月1日までの日程で開催された第34回 IEEE Engineering in Medicine and Biology Society 国際会議において、工学研究科電気工学専攻、新田弘輝君(簑研)がBrain Physiologyand Modeling Iのセッションにて口頭発表を、同専攻カムサ パーリチャットさん(簑研)がSensory Neuroprostheses Posters Iのポスターセッションでの発表を、それぞれ行いました。

第34回IEEE Engineering in Medicine and Biology Society 国際会議ホームページはこちら

プログラムはこちら

新田君は「An Influence of Spontaneous Spike Rates on Information Transmission in a Spherical Bushy Neuron Model with Stochastic Ion Channels」と題して、15分間で発表しました。

 

 

 

 

 

一方、カムサさんは、「Effects of Rates of Spontaneous Synaptic Vesicle Secretions in Inner Hair Cells on Information Transmission in an Auditory Nerve Fiber Model」と題して1時間半の間で発表しました。


 


彼らの今後の更なる活躍が期待されます。
 

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