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活動ブログ - 最新エントリー

  銭研究室では、主に以下の研究テーマを研究しています。
  (1) 大規模並列分散型計算システム
  (2) ネットワークコンピューティングシステム
  (3) 学習オートマトンの基礎理論と強化学習システム
  (4) 学習セルオートマトンと学習オートマトン計算法

  ここでは、(2)のネットワークコンピューティングシステムの研究についてご紹介します。

 

並列分散型計算機システム

 

  銭研究室では、コンピュータネットワークの設計、解析、構築、管理について研究しています。特に、ネットワークのルーティング問題(ポリシールーティング問題、QoS(Quality Of Service)ルーティング問題、コンテンツルーティング問題など)、ロードバランシング問題などについて研究し、新しい計算法を構築しています。

 

  光ファイバーなどの新しい通信媒体の普及により、次世代インターネットの通信速度が飛躍的に改善されると思われます。さらに、ネットワークアプリケーションの多様化、集中・分散化はネットワーク自身の進化を促しています。このような状況の下で、ネットワークデバイス、特にネットワークの接続性を自律的に維持管理するルータの設計・開発には新たに困難な課題をもたらしています。それは、ルータに到着したパケットを適切的に処理するための時間がますます少なくなり、ソフトウエアの面では、より有効な処理方式、ハードウエアの面では処理速度の速いアーキテクチャ、電力消費の少ないハードウエアなどが求められていることです。

 

  従来のTCP/IPネットワークでは、送信者と受信者のピアツーピア通信を行う際に、80年代以前に開発された低速回線用の通信プロトコルを利用されてきましたが、回線速度が著しく改善された今日のようなネットワーク上では、インターネットの発展に重要な役割を果たして来たTCP/IPプロトコルは既に時代遅れの産物となり、それの代替物としての新しい高速回線用の通信プロトコルの開発が急務となっています。

 

  このような背景のもとで、銭研究室では、近年、ネットワークの輻輳制御に着目して、ネットワークセンタールータのキューマネジメント方式やスケジューリング方式、エッジルータでのトラフックの受け入れ方式、シェーピング方式、負荷分散型ルーティング方式、無線系ネットワークの省エネルギー制御方式などの研究を展開して、精力的に行っています。その研究成果を学術論文として、国内外の関連学会の論文誌に多数掲載されています。

 

  さらに、理論研究だけでなく、ネットワーク技術の実践型人材を育成するために、銭研究室では、ネットワーク関連資格の取得にも全力サポートしています。特に、ネットワーク業界で認知度の高さで知られているCisco社の資格であるCCNA,CCNPについて、毎年集中講義、ラボ実習などを通じて、資格取得の支援を行ってきています。現在までに、沢山の資格ホルダーを業界に送り出してきました。

 

  銭研究室では、ネットワーク技術についてもっともっと知りたい、将来ネットワーク業界に就職したいと考えている、やる気溢れている学生を待ち望んでいます。
 

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