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活動ブログ - 関東学院(三春台、六浦)高校 研究室一日体験を実施しました!

関東学院(三春台、六浦)高校 研究室一日体験を実施しました!

カテゴリ : 
模擬授業・体験学習
執筆 : 
eei_admin 2011-7-20 23:26

7月11日(月)午後2時から関東学院(三春台・六浦)高校の生徒を対象に、研究室一日体験が催されました。
 

本学科では、島田研究室(計算物性工学研究室)簑研究室(バイオモデリング研究室)を体験してもらいました。

 

■ 島田研究室(計算物性工学研究室)

本研究室には、六浦高校から1名の参加がありました。

物質を構成している原子や分子に関するシミュレーションのベースとなっている理論やシミュレーションで得られる結果について簡単に説明した後、実際にPCを使ってシミュレーションを行いました。
 

 

 

簑研究室(バイオモデリング研究室)

本研究室には、三春台より1名、六浦より1名、合計2名の高校生が参加しました。

普段、本研究室では、脳に存在する神経細胞のモデルをつくりコンピュータを動かして生物の高度な情報処理機構を理解し、その知見をものつくりに活かすことを目的として、活動しています。

当日は3年次配当の講義「認知科学」の中より、聴覚の機能についてクローズアップして説明するとともに、コンピュータに高校生自身の声を取り込んで、声紋分析を行いました。なお、声紋分析は、声の高さと強さの関係を計算し、人物の特定や認証にも用いられています。

最初の写真は、工学本館付属棟351室の研究室において、高校生2名(左側)に対し、卒業研究生2名(中央)の支援を得ながら、小生(右側)が説明している様子をとらえています。

 

 

次の写真は、小生が内耳の蝸牛において音声が高周波から低周波の様々な周波数に分解されるありさまを説明している様子をとらえています。なお、右側に27インチディスプレー3台を連結させたマルチメディア装置も写っています。


 

これらの写真のように、聴覚の機能と、音声の発声機構について説明したあと、コンピュータに音声を入力して声紋分析を行いました。

次に声紋分析の結果の一例を示します。横軸は時間、縦軸は周波数で、赤い色の部分はその成分の強度が強く、青い色の部分は強度がその成分が弱いことを表しています。時間の経過とともに各周波数の成分の強度が変化していくありさまが読み取れると思います。なお、このグラフは、本学経済学部卒業生、ほんじゃまかの石塚英彦氏(通称いしちゃん)の「まいう~」3連発の声紋分析の結果です。


 

最後に、前述のマルチメディア装置のデモンストレーションとして、27インチディスプレー3台を連結させた環境で、マイクロソフトフライトシミュレータを動作させ、そのリアルさと楽しさを体験してもらいました。ひょっとすると、このデモが声紋分析よりもより強く高校生の印象に残ったかも知れません。
 

このようにして、研究室一日体験は、お陰様で無事に終えることができました。
 

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