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活動ブログ - インテリジェントシステム研究室(宮崎研究室)

インテリジェントシステム研究室(宮崎研究室)

カテゴリ : 
研究室紹介
執筆 : 
eei_admin 2012-8-20 12:31

 インテリジェントシステム研究室(宮崎研究室)は、現在 大学院博士後期課程1名 前期課程2名 学部4年生6名が、宮崎教授の指導の下に研究を行っています。さらに、工学総合研究所研究員である秋本先生と新堀氏とも共同研究を行っています。

 

 宮崎研究室では、年3回 東京電機大学・国士舘大学の研究室と持ち回りで研究会を開催し、他大学の研究室や学生と交流し、知識や経験を共有し、より研究の活性化を目指しています。

 

 

 

 

 宮崎研究室の研究テーマは、知的情報処理に基づく適応・学習・進化といった従来のシステムに無い能力を備えた知的システム、つまり“インテリジェントシステムの構築”を主な研究テーマとし、以下のような具体的な研究テーマを行っています。


・ システム制御

 現在日本で用いられている制御器のうち、約97%がPID制御器と言われています。本研究では、PID制御器や、この改良版であるI-PD制御器を制御対象に合わせ、制御器のパラメータ決定をインテリジェントな手法に組み合わせるなどし、精度が良く、PID制御器の特徴である取り扱いやすさと、長い間に蓄積された経験を活かした手法を研究しています。

 

 

 
 

・ 皮膚の色による、皮膚病診断

 皮膚は、直に眼で触れることのできる臓器です。しかし視覚や触覚では、いくら訓練したとしても、その診断能力にも限界があります。そこでその穴埋めとして、画像技術を応用することにより、診断の幅が広がることが明らかとなりました。当研究室では、特に社会的に増加している、老化した皮膚変化の対応を目指し、ファジィ理論を利用した診断支援技術の研究に取り組んでいます。

 

 

 

・ 原子の最適配置探索

 本研究は、最適化手法の免疫アルゴリズムを用いた、結晶構造最適化プログラムの開発です。そのためには、天文学的な計算量が必要となるので、免疫アルゴリズムにおける多様性の拡張も並行して研究しています。またこの応用として、有機結晶系への適用と電子構造及びフォノン構造の解析を目指しています。

 

 

 

・ 交通信号制御

 近年の都市道路交通問題の1つとして、交通渋滞が挙げられます。本研究では、信号機によって交通整理されている交差点群をとりあげ、そこでの交通渋滞の解消に向けた信号機のパラメータを適切に決定できる交通信号制御システムの構築を目指しています。


・ カオス制御

 カオスとは、乱流や脳波など自然界のいたるところに存在する、決定論的規則が生み出す一見無秩序かつ予測不可能な現象のことです。そこで本研究室では、カオス的現象を悪と見做してこれを除去するカオス制御の研究を行っています。

 

 

  最後になりましたが、このような研究に興味がある方は、是非宮崎研究室に遊びに来てください。お待ちしています。

 

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