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電気電子情報工学部会










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投稿者 : eei_admin 投稿日時: 2016-06-18 19 (1051 ヒット)

 理工学部電気・電子コースの中野幸夫教授が電力中央研究所と共同で提出した論文が、一般社団法人電気学会において高い評価を受け、第72回電気学術振興賞 論文賞を受賞しました。この賞は、電気学会論文誌および共通英文論文誌に発表された優秀な論文に贈られます。5月27日(金)には、東京都千代田区の都市センターホテルで表彰式が執り行われました。


 「電気の使い方から独居高齢者を見守るシステム その1:世帯の総負荷電流から居住者による電気機器の直接操作の有無を推定する方法」と題した論文では、住宅の給電線入口で測定される、住宅の総負荷電流の波形パターンなどから、その住宅の居住者による電気機器の操作状況を推定する方法を提案。また、この方法の見守りシステムへの適応可能性を検証するため、実際に11名の独居高齢者を対象に1年間の見守り実験を実施し、その有効性を実証しました。

 近年では一人暮らしの高齢者による孤独死が社会問題となっています。今回開発された見守りシステムでは、独居高齢者が自宅で電気機器を使用しているかどうか、操作状況を確認することで、高齢者の生活状況を推定することができます。電気機器の操作状況は、計測器に埋め込まれたPHSを経由して管理者側のパソコンへ送信されます。そのため、居住者は計測器を操作することも、また特定の電気機器を使用しなければならないということもなく、普段どおりの生活を送るだけで、自動的に見守られることになります。

 
 この見守りシステムをすべての独居高齢者の住宅に設置することができると、多くの世帯の中から注意を傾けるべき世帯を瞬時にスクリーニングすることが可能となり、限られた要員で多くの世帯を効率的に見守ることができるため、むやみに心配することなく非常事態に早急に対応することができます。同論文で提案されたこの技術は、すでに実用化され一部の家庭で使用されています。さらに、2020年代までに全国での設置が進められているデジタル式次世代型電力量計のスマートメータへ今回の技術を導入することも中野教授らによって提唱されています。

 賞の受賞を受けて中野教授は「これまで取り組んできた研究が評価されたことを率直にうれしく感じています。今後はスマートメータを活用した見守りシステムの導入にむけて研究・開発を進めていきたいと考えています。導入が実現し見守りシステムの情報を自治体などで管理することができれば、より独居高齢者が安心して生活できる社会が実現するのでは」と語りました。


投稿者 : eei_admin 投稿日時: 2016-06-15 13 (1241 ヒット)

  6月7日,14日(いずれも火曜日)に,横須賀リサーチパークにあるNTTドコモ R&Dセンタの見学会を行いました。電気・電子コースにおいて例年行われている導入教育の一貫として実施されました.

  参加した学生は今後,この見学にて体験した展示に関する技術のエッセンスを学ぶことになります.


投稿者 : eei_admin 投稿日時: 2016-04-15 07 (1027 ヒット)

  2016年4月13日(水)9時より、新入生対象科目「フレッシャーズセミナ」の一環として、図書館の職員による文献検索セミナーおよび図書館ツアーを行いました。まず、SCC館のPC端末室に集合し、今後レポートや卒業論文の作成時に必須となる作成蔵書、論文、新聞記事等の検索方法を学びました。その後、場所を図書館に移し、館内の各箇所―開架図書、閉架図書、閲覧コーナー、飲食可能エリア、ノートPC貸与可能な個人室―を見てまわりました。今回学んだことを糧に、図書館や文献検索をどんどん活用し、見聞を広げていただきたいと思っております。

 

  関東学院図書館は本学卒業生や神奈川県内在住の方にもご利用いただけます(詳しくはこちら)。


投稿者 : eei_admin 投稿日時: 2016-04-03 07 (964 ヒット)

 

 

  2016年3月31日正午より、新入生へのオリエンテーションの一環として在学生(学生会)・教員とともに昼食会と履修相談会を実施しました。新一年生にとっては入学式前ということもあり、当初は緊張した面持ちではありましたが、昼食会を通じて在学生や教員から大学生活に関するざっくばらんなやりとりがあり、また隣接する新入生同士の会話も生まれ、幾分緊張がほぐれた様子が見受けられました。
午後から行われた履修相談会では、在学生が引き続き対応し、新入生は彼らのアドバイスを聞きながら時間割を組み立てました。


投稿者 : eei_admin 投稿日時: 2016-03-27 08 (1220 ヒット)

 2016年3月24日にパシフィコ横浜にて卒業式が行われました。夕方より会場を移し、理工学部電気学系の前身である工学部電気電子情報工学科の卒業祝賀会が開催されました。当日は天候にも恵まれ、未だ肌寒さを感じつつも、山下公園では桜の蕾の膨らみを見ることができ、季節の変化を感じさせました。
 当学科のOB組織である燦葉会電気電子情報工学部会(以下、部会)より祝辞と、中野先生より乾杯のご挨拶があり、その後、各種の表彰が行われました。
 
■ 電燦賞
仲手川 克己 君(写真)、青木 一馬 君、関谷 愛斗 君
部会及び本学理工学部電気学系関係者有志から寄せられた募金を基金として、人格・学業共に優秀と認められる学生に対して授与されるものです。
 
■ 燦葉会 発表奨励賞,理工/建築・環境学会学修優秀賞
曽我 健太 君、神 重匡 君、岡崎 裕輝 君、中尾 美月 さん、大中原 義樹 君、齋藤 裕次郎 君、草間貴明 君、仲手川 克己 君、関谷愛斗 君
…国内外の学会発表を行った者の中から優秀と認められた者に対して授与されます。曽我君は平成27年電気学会電子・情報・システム部門大会優秀ポスター賞、神君はETロボコン2015南関東地区大会奨励賞、岡崎君はESSロボットチャレンジ2015優秀ポスター賞を受賞し、中尾さんは組込システムシンポジウム2015、大中原君、齋藤君、草間君、仲手川君は平成27年度電気学会東京支部神奈川支所研究発表会、関谷君は平成27年度日本生体医工学会大会、電気学会電子・情報・システム部門大会、第53回生体信号計測・解釈研究会での発表を行い、これらの功績を称えられ、受賞に至りました。(写真は上から中尾さん、神君,曽我君)
 
■ 電燦会卒研発表優秀賞
池滝雄平君、「スマートメーターを活用した暮らし状況推定手法の調査研究 - データ収集システムとデータベースの構築 -」(電気エネルギー研究室
関谷愛斗君、「前腹側蝸牛神経核の球型ブッシー細胞モデルへのパルス状電気刺激に対するスパイク応答」(バイオモデリング研究室
…卒業研究発表最優秀賞は2月に行われた卒業研究発表会において、教員による投票結果に基づき、優秀な発表内容であった者に対して授与されます。
 
■ 電気学術奨励賞
関谷 愛斗 君
…電気学会より表彰されました。
 
 最後に校歌斉唱を行い、盛況のうちに祝賀会を終えることができました。
工学部電気電子情報工学科の卒業祝賀会としては、今年度が最後となります。
 ご卒業された学生の皆様の、今後のご活躍・ご発展を教員一同心より祈念致しております。
 


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