研究室紹介―スマートメーターを活用した高齢者見守りシステムの開発―電気エネルギー研究室(指導教員:中野 幸夫)

投稿日時 2015-12-17 09 | カテゴリ: 電気・電子コーストピックス

 

 

 

   独居高齢者や老々介護世帯の孤独死・孤立死、宅内での熱中症発症が社会問題化し、これらの世帯を効率的、効果的に見守る体制の整備が急ぎ求められています。一方、どの家庭にも電気の使用量を計測する目的で電力量計が設置されています。現在、家庭の電力量計は電気機械式のものが主流ですが、今後10年程で、通信機能を備えた電子式のスマートメーターにすべて切り替えられる予定です。スマートメーターは家庭の電気使用量を短い時間間隔で計測し、その都度、計測データを電力会社に送信します。これによって、家庭毎の電気使用量の遠隔検針が可能になるほか、計測データは「電気使用量の見える化」による節電の促進や電気需要のピークカットのために活用されます。

 

図1 スマートメーターによる見守りのイメージ

 

   さらに、このメーターで得られるデータから居住者の生活状態やエアコンの使用状態が把握でき、この情報を社会的に安心して活用できれば、社会インフラとしての見守りネットワークを安価かつ効率的に構築できます。

 

図2 スマートメーターを活用した見守りネットワークのイメージ

 

 本研究では、スマートメーターで得られるデータから居住者の生活状態とエアコンの動作状態を正確に把握する手法を開発し、スマートメーターを活用した見守りネットワークの具体像とその実現に向けた課題と解決策を提示していく計画です。






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