オープンキャンパスを開催!(2014年度)

投稿日時 2014-07-27 11 | カテゴリ: 電気学系トピックス

 ※本稿では、8月のオープンキャンパス開催の告知を兼ねて、7月20日に開催されたオープンキャンパスでの電気学系での様子を報告します。


 7月20日(日)にオープンキャンパスを開催しました。展示会場・個別相談コーナーには多数の来場者に溢れ、活気に満ちた一日となりました。ご参加いただいた高校生・保護者の皆様に、この場をお借りして心より御礼申し上げます。


  電気学系では展示ブースとして学系カリキュラムや研究室紹介のパネル展示の他、手回し発電機、脳活動計測や組込み技術等の実演・体験コーナーを設けました。


  手回し発電機を利用した体験では、それ単独でハンドルを回した時と、家庭用の電球をつないだ時との感触の違いを比べました。電球をつなぐとハンドルがぐっと重くなり、点灯させるために沢山のエネルギーが必要なことを実感していただきました。また、これをきっかけとして、本学では省エネ実現のために、スマードグリッドやナノテクの観点から研究に取り組んでいる事例を紹介させて頂きました。


 

  計測機器の小型化や解析収録装置(パソコン)のタブレット化によって、人間の「こころ」の有様を客観的に捉える脳活動計測を、運動しながらでも測定できるようになりました。今回は脳波や近赤外線分光法(NIRS、ニルス)装置を実演・展示しました。また、その応用例として、簡易脳波計測装置を用いて、手を使わず「意思だけ」でラジコン(Drone)を操作するブレイン・コンピュータ・インターフェースの実演を行いました。本技術を通じて今後、医療・福祉分野への応用が望まれます。



  携帯電話等の電子機器の小型化・高性能化や自動車部品の電子化が進んで久しいですが、これらを支えているのはハードウェアとソフトウェアの「いいとこどり」をした組込み技術と言えます。今回その一例として、格子状に配置されたLEDが、プログラムの書き換えによって簡単に、様々なパターンを織成しながら点灯する展示を行いました。なお本展示はサイエンス・コミュニケーション活動の一環として、学生が本学で修得したスキルを基に自ら企画・準備したものです。



  研究室体験ツアーでは、電気・電子コースとしてハイテクリサーチセンター、健康・スポーツ計測コースとして身体動作学研究室を巡り、実際の研究設備を間近に見ていただきました。写真は健康・スポーツ計測コースの身体動作学研究室として「歩行」を科学的に捉える足圧分布測定の体験をしている様子をおさめたものです。



 

 8月2日(土)、24日(日)にもオープンキャンパスを開催します。


 皆様のご来場を心よりお待ちしております。


 






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