電気・電子コーストピックス : 講演会「ガスタービン用高温部品の非破壊検査技術」を開催しました
7月6日(月)に、電力中央研究所より福地哲生氏をお招きし、標記の演題にて講演を行って頂きました。 本講演は、「高電圧工学」の授業を振り替えて実施され、電気・電子コースの学生を含む多数の参加者が集いました。
火力発電では天然ガスなどの燃料の燃焼によるエネルギーでガスタービンを回して発電を行いますが、必然的に高温・高圧にさらされる部品があり、その部品の寿命を分解することなく正確に見積もることが、発電システムの運用上重要な課題となっています。福地氏は、このような課題に関するこれまでの取り組み―特にテラヘルツ波と呼ばれる電磁波を用いた事例とその未来について、分かりやすくお話し下さりました。
本講演を通じて、学生は電気エネルギーや計測技術、電波工学に対する興味・関心をより強く抱くことができたのでないでしょうか。この場をお借りして、福地氏をはじめ主催して頂いた電気学会関係各位に心より御礼申し上げます。
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